「出ても恥かくだけだから出たくない。」
なんて、鎖骨偽関節骨折からの復帰から続くパフォーマンス低迷で弱気になりながらも、せっかく行くんだから、“せめて1時間は走る”なんて天保山より低い目標で行ってきた、自身9度目の秩父宮杯ロードレースのレース記事でございます。
※天保山は大阪府大阪市港区にある標高4.53mの山。山?
レースサマリ
日付 | 2022年9月4日 |
レース名 | 第70回秩父宮杯ロードレース |
カテゴリ | エリート |
優先度 | A |
順位 | 68位/93 |
トップとの差 | 12分23秒 |
レース時間 | 2時間10分48秒(パレード後の停止時間含む?) |
NP | 204w |
IF | 0.89 |
レース前CTL | 71 |
レース前TSB | -14 |
Lap | Lap Time | Lap NP |
---|---|---|
1(パレード含む) | 21分39秒 | NP228w |
2 | 16分3秒 | NP212w |
3 | 17分41秒 | NP204w |
4 | 17分53秒 | NP205w |
5 | 18分8秒 | NP195w |
6 | 18分11秒 | NP192w |
7 | 18分56秒 | NP176w |
なんと、まさかの、完走した!
ほとんどビリで最初の方に赤旗DNFになるもんだと思ってた()から、びっくり。詳しくはレース詳細にて。
今日の機材
フレーム | Merida Scultura 10k-e |
ホイール | DT-Swiss PRC 1400 Spline 35 |
タイヤ | Panaracer Agilest TLR 28c |
空気圧 | 4.5bar |
今日もいつもの仕様。レース直前、路面がハーフウェットだったのと、雲行きが怪しかったのとで、安全を期して空気圧を4.5barに。この空気圧とPanaracer Agilestの組み合わせがばっちりハマって、下りはめちゃめちゃ余裕。グルペットとは言え先頭でちょっと頑張ると後ろが離れる(少しでも下りでペース上げるべきと思って張り切った結果)し、後ろで入ってもちょっとの差なら余裕で詰められる。今後、4.5barを基本にしても良いかも。4.2barとか4.0barとかも、練習でテストしてみよ。
あと、ヘルメットはOGK Kabuto AERO-R2を実践初投入。心なしか、写真写りが良くなった気がするw
レース概要
毎年9月に埼玉県秩父市で開催される、公道ロードレース。今回で70回目と、伝統あるロードレース。ちなみに、一般上級、高校生上級、エリートカテゴリについては、秩父駅からコースまで5.8kmをパレード走行する。
2020年、2021年は新コロパンデミックで中止になってしまったので、3年ぶりの開催。
コースは1周10.8kmで、2つの登りがある。1つ目が最もきつく、Stravaセグメント表記では、0.98km/7.5%。だいたい、1周で獲得標高100mちょい。これを6.5周する。
レギュレーション上、JCF登録者は問答無用でエリートカテゴリでの参加となってしまうので、仕方なく()エリートカテゴリで参加。これが、冒頭のネガティブシンキングに繋がったw
だって、エントリーリスト見ると、高岡さんとか井上さん(DNSだったものの)とか、下島さんとか雑賀さんとか、、、やばい人だらけ。沖縄の前哨戦?
ちなみに、今回で秩父宮杯ロードレースには9回目の参戦。過去8回の結果は下記の通り。
2012 | 市民レーサーC | 19位/48 | +46秒 |
2013 | 市民レーサーC | 11位/72 | +8秒 |
2014 | 一般男子 | 46位/87 | +10分35秒 |
2015 | 一般男子 | 32位/75 | +9分13秒 |
2016 | 一般男子 | 47位/74 | +6分18秒 |
2017 | エリート | 15位/64 | +17秒 |
2018 | エリート | 41位/87 | +2分11秒 |
2019 | エリート | DNF(65位)/83 | – |
実は、自転車レースを始めた2012年から毎年参加してる。(ことに今気づいた。出てよかった。)
ていうか、2017年の俺すげーな。
以下、過去のレースブログ。
スタート前
レースは10時に秩父駅前スタート。ってことで、7時半に一緒に出場するチームメイトと合流して秩父駅へ。今回はコムリンから、キノさんとあっきー、自分の3人が出場。
恒例の開会式が9時20分スタート。毎年、かんかん照りの中やるから、レース前に暑さで消耗するんだけど、、、今日は曇りで暑くない。埼玉県知事も秩父市長も、ちょいちょい笑いを挟んでくるから意外と楽しい開会式。たい平師匠より県知事の方が笑い取れてた←
レース:エリート
さぁ、開会式が終わってレースの時間。不安な気持ちでいっぱい!←
パレード走行は例年通り、カオス。流石に前回のように、軽自動車のおっちゃんが突撃してこなかったものの、対向車線は交通規制してないのにイエローライン超えてポジション上げる選手多数。ぶつかんないか、こっちがヒヤヒヤするからやめて欲しい。これで当たったらこのレース、今年で終わっちゃうかもしんないよ・・・と。
周回コースに入って、一旦停止。ポジションはほぼほぼ最後尾付近。そして何の前触れもなく突然、スタート。
少し走ったらすぐに登りが始まるから、極力前へ。そしてすぐに、1回目の登りがスタート。とりあえず、1回目で千切れるとたぶん、しばらく立ち直れないから気合いで登る。なんとか耐え切った。
秩父宮杯第1登り(1回目): 2分33秒/AP334w
ギリギリ集団で2周目へ。
そして2回目の登り。登り始めてすぐに、自分の右前方で争いが発生。原因は知らないけど接触があったみたいで、「危ねぇんだよ!ばか!」→「なんだこら!」みたいな感じで言い争いが始まった。内容があまりにも滑稽で笑ってしまった。そしてちょうどそのタイミングで、、、千切れたw
笑う暇あったら踏めよ案件(`・ω・´)
秩父宮杯第1登り(2回目): 2分52秒/AP275w
「2周目で千切れたら流石に乾燥は無理か・・・」と思いつつ、似たようなタイミングで千切れた6名でグルペットを形成。そしてこのグルペットがとても良い感じだった!
1人、また1人とこぼれた人を吸収しながら大きくなるグルペット。でも、誰1人としてローテを飛ばさず、登りは上げすぎず、そして、一体感がすごい。3周目の登りで、「70回大会だし、リザルトに名前残そう!」って誰かが声かけて、みんな、「ウェイ!頑張ろう!」って。一体感◎。
ちなみにその頃、観戦中の6歳児は・・・
以降、グルペットで最後まで。平坦は基本、全員参加の2列ローテ。登りは程よいペーシング。下りは飛ばさないと!と、先頭で頑張って降ったら5秒ぐらい先行。Agilest効果恐るべし・・・。張り切りすぎた。
途中、4周目に一般上級の集団にパスされた。確か、エリートの1分30秒差スタートだったと思うから、実は我々、悪くないペース??
5周目に入り、登りで足攣りの兆候。でももしかすると、この集団が最終感想列車かもしれないから、今千切れるわけにはいかない。気合い。
そして、6周目に突入。6周目に入れれば、完走できる確率はかなり高い?まさか、今のコンディションで宮杯完走できるとは思ってなかったから、ちょっとソワソワしてきた。
6回目の登りをギリギリ足攣りせずにグルペットでクリア。
秩父宮杯第1登り(6回目): 3分23秒/AP248w
そしてゴールライン。ジャンが鳴って最終周回へ。足切りされなかった!あとは走り切れば完走!グルペット内からもチラホラと喜びの声がw
最後の登り。ここまでで出し切ってしまって、グルペットから脱落。
秩父宮杯第1登り(7回目): 3分56秒/NP208w
そして残りの距離を走って無事、ゴール。12分遅れで完走。頑張った!
レース後
レース後、花園フォレストで蕎麦ランチしてお土産買って帰宅。
ということで、9回目の秩父宮杯ロードレースは無事、完走。2019年に次ぐ2番目の悪いリザルトではあるものの、鎖骨の偽関節骨折からの低迷を考えると、悪くなかったというか、上出来な結果かなと。まずは1歩。冬のシクロクロス、来年のロードシーズンに向けて、ぼちぼち頑張っていこうと改めて思えた良いレースだった。
次戦は、、、たぶんJBCF群馬E3。
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