昨日、死ぬほどキツいと噂のSDA王滝に初参戦してきた!エントリーしたのは、2019年に新設された”グラベル42km”クラスで、シクロクロスを除くと、自分にとっては初のグラベルレース。(そしておそらく、これが最初で最後のグラベルレースな気がするw)
せっかく王滝まで行くしってことで、前日入りで会場近くの”森きちオートキャンプ場”でキャンプしつつ。
そんな、グラベルレースなSDA王滝のレース記事でございます。
レースサマリ
日付 | 2022年9月18日 |
レース名 | SDA 王滝 |
カテゴリ | グラベル42km |
優先度 | C |
順位 | 8位/30 |
トップとの差 | +35分59秒 |
レース時間 | 2時間56分48秒 |
レース前CTL | 65 |
レース前TSB | +16 |
とにかくパンクする!って噂だったんだけど、幸いなことにノートラブルで無事に完走。楽しかったものの、想像してたグラベルレースの胸の高鳴りはなかった。ひたすら地面見て、ガレ場を攻略するだけの3時間弱w
グラベルレースはもうお腹いっぱい。多分、これが最初で最後のグラベルレースな気がする。もうちょっと、景色の良い平坦グラベル要素があればよかったけど、ただただ、ガレ場のヒルクライムとダウンヒルしただけって感じ。グラベルコースを走るワクワクも、レースのワクワクも無く。
あと、ワンウェイのロードレースにも言えるけど、一緒に来てる家族がほぼ観戦できないってのは、家族参戦勢には痛いところ。
でも、SDA王滝参戦、良い経験になった!なんだかんだで楽しかった。
今日の機材
フレーム | Ridley X-Night |
ホイール | Shimano WH-6800 |
タイヤ | IRC BOKEN DOUBLE CROSS 38c |
空気圧 | 2.5bar |
ギア比 | 40×11-34 |
機材は先日の記事で書いた通り、シクロクロスバイクに小細工して参戦。
機材の一番の反省点は、ギア比。マジで足りなかった!道中、ほとんどの区間でインナーロー。ケイデンスセンサー付けてなかったけど、ずーっと50rpmぐらいで踏んでた気がする。もうちょっとギアがあれば、もっと楽に完走できた気がする。
反対に、タイヤ選択は大正解だった。シクロクロスタイヤ以外のオフロードタイヤを使ったことがないから比較はできないものの、しっかりグリップしてくれたし、パンク頻発な王滝で最後までパンクせず持ってくれた。
あと、ステムをサスペンション機能付きに変えたのは大正解。後半、足より腕がキツかったんだけど、このステムがだいぶ助けてくれた気がする。ただ、王滝のグラベルで上位を本気で狙うなら、サスペンション付きグラベルバイクは必須な気がした。
レース概要:SDA王滝グラベル42km
SDA(Self Discovery Adventure / セルフディスカバリーアドベンチャー)王滝は、毎年5月と9月に王滝村で開催されるMTBレース。120km、100km、42km、20kmの4つのコースが用意されていて、全て周回コースではなくワンウェイ。まさに、”MTB界のツール・ド・おきなわ”的存在。(だよね?)
そんな王滝の42kmグラベルクラスにエントリー。
本当は2020年に初参戦する予定だったものの、新コロパンデミックによる中止を経て2年ぶりの開催。2年待ってようやく参加できた!
ただ、1ヶ月前の大雨の影響で元々予定されていたコースが使えなくなってしまい、直前にコース変更。レース終了後、Twitterのタイムラインを眺めてると、例年よりコースプロファイルも路面コンディションもキツかった様子。
レースの中止も検討されたらしいけど、開催できるようにコース変更等々、調整してくれた主催者に感謝!
レース前:前日入りでキャンプ@森きちオートキャンプ場
レース前日、メイン会場となる松原スポーツ公園へ。自宅から渋滞なしで5時間。遠い🥺
受付日なのにたくさん車停まってるな〜と思ったら、SDA王滝は会場でキャンプor車中泊ができるらしい。確かに、周辺に宿泊施設ないもんねぇ。
サクッと受付して、42kmクラススタート地点近くのキャンプ場、“森きちオートキャンプ場”へ。
このキャンプ場、控えめに言って最高。1泊5,000円と安い上に、すぐ側を流れる川は綺麗だし、各区画は背の高い木で囲われててプライベート感あるし。近かったら常連になりそう。
しかも、キャンプ場からスタート地点まで1kmちょい。
翌日のレース前調整代わりに薪割りして、お鍋食べて焚き火して就寝。
レース:グラベル42km
キャンプ場で迎えるレース当日の朝。実は早朝から雨予報だったんだけど、日頃の行いが良いのか予報が外れて晴れ☀️
準備してスタート地点へ。
8時ちょうど。SDA王滝42kmクラスがスタート!
スタート後の舗装路区間はあっという間に終わって、早速グラベルクライムがスタート。とりあえず、道端に落ちてる石がいちいちデカい。そして大渋滞で思うように走れない。極力踏まないように気をつけつつ、ポジションを上げていく。
あとはひたすら、ガレた道を登って下ってを繰り返す。
Stravaログを確認すると、スタート直後から始まる1段目の登り区間は、約4.5km/7.8%。ちょっと下ってから始まる2段目の登りは約3km/7.8%。
舗装路でもそれなりにキツい斜度のに、ずーーーーーっとガレてて辛い。ちなみに、1段目よりも2段目の方がガレてる。
気を抜くとでっかい石を踏んでサイドカットしてしまいそうなので、常に路面に集中。そのおかげか、かかった時間の割にあっという間に登りが終わった気がする。”セルフディスカバリーアドベンチャー”って、”自分を見つめ直す冒険”と直訳できると思うんだけど、、、自分を見つめ直す暇なんて無い。路面の石の事しか考えられないw
ちなみに、登り区間は基本マイファイナルギアなF40-R34固定。マジでギアが足りない。レース中ずっと後悔してたw
登ってる最中は、「早く登り終われ!下り来い!」って思うんだけど、おそらくグラベルバイク勢にとって、登りより下りの方がキツい。
登り区間同様、路面はガレまくってるから、スキルの問題かもしれないけど、ノーブレーキで下って石に引っかかったらたぶん、飛ぶw
石を避ければ良いだけかと思いきや、石が落ち葉に隠れててどこに石があるのかわからない。ってことで、ずーっとブレーキで減速しながら慎重に下った。レース中は自分がグラベル勢の中でどの辺の順位にいるのかわからなかったけど、ノートラブルで走り切るだけでそれなりの順位取れるんじゃない?と。
怪我しないためにも、タイヤをパンクさせないためにも、安全第一ダウンヒル。タイヤ気にしなくて良いから速く下れって言われても無理だけどw
ダウンヒル中は、登りでパスしたMTBerにどんどん抜かれる。圧倒的に速さが違う。サスペンションと太いタイヤがあれば自分もあれぐらいの速度で下れるんだろうか?ちょっとMTBにも乗ってみたい・・・ものの、これ以上沼に沈める体が残っていないw
ちなみに、抜いていくMTBerのほぼ全員が「右から行きまーす!」「ありがとー!」って声かけてくれて、MTBerの優しさをめっちゃ感じた。
下りの振動が激しくて、後半は二の腕がパンパンで限界に。
「そうだ、ハンドルをガッツリ握ってるのが悪いんだ。ハンドルを軽く握って振動をいなせばもっと早く、楽に下れるに違いない!」
なんてふと思って、ハンドルを軽く握ってみたら振動でハンドルが暴れて、手が吹っ飛んで落車しそうに。ハンドルはしっかり握らなあかんw
って感じで、王滝はコースプロフィールの通り、基本登ってるか下ってる。グラベルレースっていうか、グラベルヒルクライム&ダウンヒルレースって感じ。景色の良い平坦区間をグラベルバイクでガツガツ踏むようなご褒美区間は無く、ひたすらガレた道との格闘。
これを3時間弱繰り返してついに・・・
途中、結構な数のパンク修理中なグラベル勢を見かけたから、もしかして入賞してたりして・・・?なんて期待するも、結果はトップから25分遅れの8位。
レース後:松本城攻めDNS
レースの後片付けして、そのまま、松本城へ。
なにやら遠目に人だかりが見えるぞ?と思ったら・・・
そして案の定・・・
松本城攻略は諦め、戦略的撤退。また今度、信州CXついでに御城印GETしに来ましょう!
次のレースは次の金曜日、JBCF群馬Day1。
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