ブログ用に新兵器、”GoPro Hero10″を投入!

1ヶ月ちょっと前、Amazon Primeセールで安くなってたアクションカム、”AKASO EK7000″を衝動買いしたんだけど、使ううちにだんだん、”GoPro欲しい欲”が抑えきれなくなってしまい、、、嫁氏からのお誕生日プレゼントってことで”GoPro Hero10″をゲット。

主な使い道はブログ用写真撮影や、自転車レース(特にシクロクロス)のオンボード動画撮影、レーシングカート走行の振り返りのためのオンボード動画撮影の3点。

残念ながら、アクションカムOKな自転車レースがなかなか無くて2つ目の用途ではまだ使えていないものの、1ヶ月、試行錯誤しながら使ってみた。

ってことで今回は、“GoProええぞ〜”な記事です。頑張ってあなたのその背中、押します!←

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水平補正と手ぶれ補正が凄すぎる

自分がGoPro Hero10を使って感動したのはこの2点。

  • 水平補維持機能
  • 手ぶれ補正機能

マジですごいんだけど、どれぐらいすごいかは、実際に撮影したレーシングカートのオンボード映像を見てもらうのが良いと思う。カートへのGoPro本体の取付は下記画像のように、フレームに取り付けた。アップした動画を撮影した時は別の場所でもっと傾いてて、30°ぐらいは傾いてたと思う。

ちょっと装着位置が後ろすぎたので、動画撮影時はもうちょっと前、もっと傾斜がついた部分に装着。

そして撮影した動画は下記。

GoPro Hero10で撮影したレーシングカートのオンボード映像。ちなみに設定は、2.7K60fps。

カートって、サスペンション付いてないし、タイヤ径が小さいしで、振動がすごい。かつ、鈴鹿サーキット南コースは縁石をそれなりに使うコースなので、手ぶれ補正無しだと見てられないぐらい揺れるはず。なんだけど、上記動画を見て分かる通り、めっちゃスムーズ

GoPro Hero10には“Hyper Smooth 4.0”っていう、手ブレ補正&水平維持機能が搭載されてて、この動画を撮影した際は最も強力なブーストモードにしてた。これが良い仕事したんだと思われる。ちなみに、水平維持については45°の傾きまでなんとかしてくれるらしい。すごくない??過去に仕様した、ShimanoのCM-2000やAKASOのEK7000とは次元が違う。

当然、ロードバイクやシクロクロスバイクでのグラベルライドでも、このHyper Smooth機能が効いて、スムーズな動画撮影が可能。

Attack!299の八ヶ岳下り。設定は2.7k60fpsだったものの、おそらく、Youtubeの限定公開なので画質が粗くなってる。

早くレースのオンボード撮影したい・・・。ロードレースだと、アクションカムでの撮影を許可してるレースがほとんど無くて、使う機会がない。シクロクロスシーズンに期待。

ただ、バッテリーがすぐ無くなる&熱に弱すぎる

そんな、手ぶれ補正と水平維持機能が半端ないGoPro Hero10なんだけど、その代償なのか、バッテリーの持ちがイマイチ&熱にすこぶる弱い

バッテリーに関しては、きっと環境や細かい設定にもよるんだろうけど、2.7k60fpsの設定で1時間〜1時間15分ほどでバッテリーが終わる。なので、長いライド全てを撮ろうと思ったら、予備バッテリーが必須。

または、GoProには”QuickCapture”という機能があって、電源が入っていない状態で撮影ボタンを押すと、電源が入って勝手に撮影を開始し、もう一度撮影ボタンを押すと、撮影が終わって電源が落ちる。この機能を活用して、ここぞの場面でのみ撮影するのが良いかもしれない。とりま便利。

この撮影ボタン。いちいち電源入れてモード選ばなくて良いので便利。

レースの場合は当然、撮影ボタンを押す余裕もなければバッテリーを交換する余裕もない。(ていうか危ない。)なので、必然的に、クリテリウムとかシクロクロスしか撮影できないかも。

熱問題については、マジで不満。エアコンの効いた室内で撮影していても、すぐに本体が持てないぐらい熱くなる。一度、25℃ぐらいの室内で撮影ボタン押して放置してみたら、40分で熱暴走によるシャットダウンが発生。風が当たってないと厳しいらしい。

また、さっき貼り付けたレーシングカートのオンボード映像を撮る際も、12分間の走行セッション全てを録り切った試しがない。大体、2〜7分で熱暴走シャットダウンする。まぁ、8月の炎天下の中だから仕方ないのかもしれないけど・・・。とはいえ、常時時速80km以上で走ってて風がガンガン当たってるんだけど。

とりあえず、バッテリー寿命が短いから予備バッテリー必須&マジで熱に弱い。

ちなみに予備バッテリーなんだけど、ちょっとしたトラップがある。GoPro本体って、GoPro公式サイトでGoProのサブスク1年分とセットで買うのが最も安い買い方。で、このサブスクの特典としてアクセサリーが割引価格で買える。ってのがある。この割引制度を使うことによって、冬場に強い、Enduroバッテリー2つ+充電器セットが5400円ほどで買えるんだけど、日本国内にはバッテリーを発送することができないって罠がある。

カートに追加すると、突然このメッセージ。カート追加まではこの事実が知らされないってのも、イラッとさせられる。

結果として、ヨドバシ等々の家電量販店から倍ぐらいの値段で買わないといけない。上記5,472円のバッテリーセットは楽天のタジマストアで11,000円。もちろん、バッテリー以外のアクセサリーは割引価格で買えるし、割引以外にも、容量無制限のクラウドストレージが使えたり、壊した時に無条件で交換補償してくれたりするんだけど、このガッカリ感はプライスレス。

というわけで、GoPro Hero10のイマイチポイントは3つ。

  • バッテリー持ちがイマイチ
  • 熱に弱すぎる
  • サブスク特典でバッテリー買えない

ライド中の写真撮影も可能

と、動画撮影機能をベタ褒めしつつ、disったところで、写真撮影について。

GoPro Hero10、超広角&23メガピクセルなカメラでなかなか良い写真が撮れる。

ライド中にiPhoneをバックポケットから取り出して撮影するのって、普通に危険だと思うんだけど、GoProの場合、指定した間隔で勝手に写真を録り続けてくれるモードがある。(タイムラプス写真モード)

数秒〜数分の範囲で設定できるので、1分に1回撮影するモードにしてライドに行けば、勝手に超広角なオンボード写真を撮り続けてくれる。

例えばこんな写真。

このモードなら余程のことがない限り、熱暴走でシャットダウンしないだろうし、バッテリーも、3時間ぐらい持つ。普段のライドはこのモードでとりあえずブログ用の写真を撮影してる。

稀に、カッコ良い写真が撮れる。

編集ツールが秀逸。家族行事のまとめ動画もサクッと作れる

ここで1つ、秘技を授けたい。GoPro買いたいけど奥様の許可が降りないアナタ。こう言って説得するんです。

「GoProがあれば、家族旅行の動画撮影ができるし、しかも、編集も殆ど自動でやってくれるんだ!」

これでGoPro購入の許可が降りること間違いなし。知らんけど。

で、そんな(?)、動画編集機能なんだけど、GoProが提供する”Quik”ってアプリを使うと、本当に勝手に編集してくれる。

Quik

操作は簡単で、編集したい動画を1つまたは複数選ぶ。んでしばらく待つと、勝手に良いところを切り取って繋げて、短い1本の動画に仕立ててくれる。それも音楽付きで。(テーマを変えると、演出と音楽も変わる。)

さっき載せた八ヶ岳下りの動画、元々は5分ぐらいの1本の動画だったんだけど、Quikが勝手に切り取って繋げて、40秒の動画にしてくれた。(ただ下ってるだけだから、どこ切り取っても同じなんだけどね。)

ここには載せないものの、先日家族で勝浦へ海水浴しに行った際に自撮り棒持って撮影したんだけど、ほんとに良い感じに編集してくれて、家族旅行の思い出としてとても良いものができた。これは奥さん(それ以上におじいちゃんとおばあちゃん?)も喜んでくれること間違いなし。

あ、ちなみに、完全防水なので、裸の状態で海水に浸しても問題なし!

まとめ:GoPro買ってよかったか?

レーシングカートやロードバイクのオンボード映像が高画質&手ブレゼロで撮影できるし、ブログ用のオンボード写真撮影にも使える。家族旅行中に適当に撮影して編集ツールに突っ込めば良い感じな思い出動画作ってくれるし、買ってマジでよかった!

さすがGoPro。AKASOみたいな中華アクションカムや、SHIMANOみたいな中途半端に作った(失礼)アクションカムとは次元が違う。

バッテリー持ちとか、熱暴走とか、不満ポイントは多々あれど、イジってるだけでも楽しい。そんなGoPro Hero10。おすすめでございます。

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この記事を書いた人

デジタルマーケティングコンサルとして働く1児の父。
タイヤの付いた乗り物(ロードレース・シクロクロス・レーシングカート)でレースするのが生きがいです。

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