「次の新車はディスクブレーキモデルにする!」
と数年前から言い続けてたものの、先日、MERIDAのハイエンドカーボンロードバイクである、Scultura 10k-e(リムブレーキモデル)を購入した!
ってことで、Newバイクの自慢(!?)と、このディスクブレーキモデル全盛時代に、あえて消えゆく運命のリムブレーキモデルを選んだ理由をブログ記事にしようかと。(※あくまで僕個人の主観ですのであしからず!)
あと、データが貯まったら別途、「ハイエンドカーボンロードバイク vs アルミロードバイク」って内容の記事も書こうかなと。ちょうど、CAAD12でJBCF群馬に出場した1ヶ月後に、同じ距離のJBCF群馬にSculturaで出場することになるので。乞うご期待!
MERIDA Scultura 10k-e リム 2020年モデル
MERIDAには、セミエアロモデルのSculturaと、エアロモデルのReactoがあって、今回買ったのはセミエアロモデルなSculturaのハイエンドグレードな10k-e。ブレーキタイプはリム。
この自転車、定価で買うとお値段なんと、、、132万円!
落車1発で廃車になるかもしれない消耗品なのに、100万円オーバーなんて正気の沙汰じゃ無いよね。(と言いながら買ったわけだけど。)
スペック的には下記の通り。
- フレーム:SCULTURA CF4
- コンポ:R9100系デュラエースDi2
- ホイール:DT Swiss PRC1400 Spline 35
- タイヤ:Continental GP5000
- ハンドル:MERIDA Team SL
- ステム:MERIDA Expert CC
- サドル:Prologo NAGO C3
- シートポスト:MERIDA Team SL
- 完成車重量(ペダル無し):6.4kg
上記から、下記手を加えて、重量6,980gに仕上がった。
- タイヤをTL化。GP5000 → IRC Formura PRO 28c
- ハンドルをエアロ化。MERIDA Team SL → PRIME Primavela
- ステムの長さを110mmに変更。MERIDA Expert CC → PRIME Primavela(ハンドルとステムはメーカーとモデル揃えたい派。)
- サドルを変更。Prologo NAGO C3 → Prologo Scratch M5 PAS Tirox
- パワーメーター装着。→左クランクだけR8000+4iiii
- インナーリング変更。R9100 36t → SUGINO Super Hill Climb 33t
- サイコンマウント装着。 → Recmount
- サイコン装着。→ GARMIN EDGE 520J
- ペダル装着。→ Speedplay Zero
- ボトルケージ装着。→ 付属のカーボンボトルケージ + Supacaz FLY CAGE ANO
- ナカガワエンドワッシャーを前後に装着。
- TNIのゼッケンプレートを装着。
上記から、左クランクをR9100にすれば-20g(注文中)、サドルをカーボンレールのNackモデルにすれば-58g、タイヤをGP5000TLにすれば-40g。ここまでやると、6,862gでちょうど良い感じになる!
ちなみに、元々持ってるF6R+Corsa G2.0に変更するとさらに-81gで6.7kg台に!
というわけで、スペック的にはとても気に入ってる。
軽く乗ってみた感じ
購入後、まだレースでは使ってないんだけど、普段の朝練や勝手にグランフォンド練で何回か使用した。
正直、CAAD12との違いをあまり感じない(!?)んだけど、とりあえず、ダウンヒルはとても乗りやすい。アルミからカーボンになったことで、登りが速くなったのか?とか、脚が長持ちするようになったのか?とかは、今度のJBCF群馬で使ってみて判断かなぁと。今のところ、特に何も感じないけど←
ディスクブレーキモデル全盛時代にリムブレーキモデルを選んだ理由
安かったから!(爆)
当初、2021年のディスクブレーキモデルの2ndグレードである、Scultura 8000eあたりにしようかな?と思ってたんだけど、それと同じぐらいの価格でScultura 10k-e買えるよ。と。
1年型落ちでリムブレーキモデルとはいえ、コンポは現時点で最上位&最新のR9100デュラエースDi2がついてるし、ホイールはDT-SwissのPRC1400 Spline 35が付いてるし、完成車重量は6.4kgと非常に軽い。
対して、Scultura 8000eはディスクブレーキモデルだけど、コンポはR8000アルテグラDi2でホイールはReynols AR41で完成車重量7.3kg。
ディスクブレーキによる制動力と、スルーアクスルによる剛性upのために、900gの重量増と既存資産(主にFFWD F6R TU)を切り捨てるか、UCIルールギリギリな6.8kgの自転車を作りつつ、35mmハイトと60mmハイトのカーボンホイールを使い分けられる環境を得るために、ディスクブレーキの制動力とスルーアクスルの剛性UPを諦めるかの選択。
で、リムブレーキモデルで1年型落ちのハイエンドを選択した。
そもそも、今のリムブレーキの制動力に不満なんてないし、スルーアクスルの剛性アップはナガガワエンドワッシャーと、DT-SWISSのRWSか六角タイプのスキュワーである程度カバーできるでしょう。と。
あと、、、
「ていうか、UCIプロチームもまだリムブレーキモデル使ってんじゃん!」
てのも大きい。
この記事を書いている現在、絶賛ジロ・デ・イタリアが開催中。2日前の第4ステージは雨だったんだけど、、、あえてリムブレーキモデルを選択したUAEチームエミレーツのドンブロウスキーが優勝。
また、チームINEOSは相変わらずシーズン通してリムモデルをチョイス。
「だからディスクブレーキモデルなんて不要だ!」と言うつもりは無いんだけど、あえてリムを選ぶ際の後押しにはなると思う。少なくとも、「ディスクブレーキモデルはリムより断然速い。」とは言えないのでは無いかと。だって、ディスクの方が速いなら全チームディスクモデル選ぶでしょ?メーカーが売りたいのはディスクブレーキモデルな訳だし。
というわけで、新たな相棒と頑張ります!
ひとまず、来年のワールドマスターズをターゲットに、Sculturaと一緒にトレーニングからレースまで楽しむぞ〜!と。
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