OGK Kabuto AERO-R2のインプレ

発売日が延期に次ぐ延期で注文したことすら忘れていたOGK Kabutoのヘルメット”AERO-R2″。先月ようやくGETできて、数週間使用したのでインプレを書こうかなと思う。

ちなみに、AERO-R2を手に入れるまではAERO-V1、AERO-V1の前はAERO-R1を2つ使っていて、完全にOGK Kabuto AEROシリーズの虜。

何が良いって、安いのに(重要)見た目が悪くなくて、性能も良い。

AERO-R1からAERO-R2になり、コスパはそのままに見た目と性能が大幅に進化したと思う。もう、ロードバイク用ヘルメットはAERO-R2一択なんじゃないかと思ってる。(真夏以外は。詳細は後述)

そんな、OGK-Kabuto AERO-R2のインプレ記事でございます。

Contents

OGK Kabuto AERO-R2

自転車やバイクヘルメットでお馴染み、OGK Kabutoが2022年8月に発売した、ロードバイク用のエアロヘルメット。公式サイトのキャッチフレーズは下記。

風を制する。

世界の注目を集めたトラックエアロヘルメットの

遺伝子を受け継いだ、エアロロード。

https://www.ogkkabuto.co.jp/bicycle/products/cycling/aero-r2/aero-r2.html

エアロロードではなく、エアロロードヘルメットだと思うものの。←

お値段は非常に良心的で、定価23,100円(2022年9月現在・定価)。

性能面で言うと、40km/hで走行時、エアバスプレートというヘルメット内部に装着するプレートが付いている状態で前作AERO-R1より4watt、付いていない状態で2wattの空気抵抗削減効果があるらしい。

OGK Kabutoのプレスリリースより。
エアバスプレート
装着するとこんな感じ。

また、重量はS/Mサイズで245g。他社製品と比べても、悪くない重量。

↓ちなみに、Amazonだと現在(2022年9月)、色とサイズ次第では17000円台で買えるっぽい。

見た目、被り心地、共に良き

ここからは、実際に被った感想を。

さすが日本メーカーの製品だけあって、キノコヘッドにはならない。(なってないよね??w)

前から見た図
横から見た図

被り心地も良好。AERO-R1やAERO-V1よりも深め、かつ、アジャスタはBOAダイアルを採用していることもあって、しっかりフィットする。

BOAダイアル

人それぞれ好みはあるだろうけど、個人的には見た目、被り心地、共に申し分なし。

ただし、通気性はイマイチか・・・

サイコーなAERO-R2だけど1点、不満ポイントがある。それは、通気性

エアロ効果を追い求めた代償なのか、空気穴が少なく、頭に風があまり当たらない。エアバスプレートを付けたまんま朝練に行った際は、チームメイトと練習を始めてすぐに汗が大量にタレてきて大変だった。8月とはいえ、比較的涼しい朝だったにもかかわらず。汗が目に入るとライドに集中できないのでこれはいただけない。

エアバスプレートが付いてると、真ん中上の穴からは入った空気は頭に当たらない。

エアバスプレートが空気を遮断してるから暑いんだと思い、エアバスプレートを外した状態で朝練に行くと、エアバスプレートありよりは涼しいものの、それでも暑い。若干マシとはいえ、汗が止まらない。

AERO-V1ではここまで汗だくにならなかったことを考えると、AERO-R2は通気性がイマイチなのかなと。

OGK Kabutoのプレスリリースより。AERO-R1より涼しいらしいけど、、、うーん、体感的にはそうでもない。

なので、はるそめ的には真夏はAERO-V1、それ以外はAERO-R2って使い分けにしようかなと思ってる。

細部の作り込みが素晴らしい

前述したBOAダイアル含め、今作は細部の作り込みが素晴らしい。個人的に良いなと思ったのは3点。

1点目はアイウェアの滑り止め。

写真撮り忘れたので公式から。滑り止めが付いてて、アイウェアが落ちづらい。滑り止め貼らなくても落ちにくい印象。

2点目はサイズ調整。細かく調整できるようになってる。

ヘッドレストの位置を8段階で調整できる。

3点目はパッド。ただのマジックテープではなく、穴にハマる形式になっていて、しっかり装着可能。

おでこ部分のパッド。頭の上のパッドも同様に、パチっとはめられる。

といった具合に、高級ヘルメットってわけでもないのに細部に妥協なし。素晴らしい。

でも、バックルだけはいただけない

いつまで経っても進化しないのは顎紐のバックル。

マグネット形式にしてほしいところなんだけど、AERO-R2もAERO-R1同様、パチっとはめるタイプ。ていうか、前作よりもバックルそのものが大きくなってて、退化してる??

OGKロゴの部分が、前作になかった出っぱり。

爪が開閉できるので、きっと、何かしら調整に使えるんだろうけど、、、でかいバックルはイマイチ。

前作AERO-R1、AERO-V1との比較

せっかく前作のAERO-R1、快適寄りのAERO-V1も持っているので、ざっくり見た目を比較してみる。

左から、AERO-R2、AERO-R1、AERO-V1。
真正面から見た図。AERO-R2は幅広?あと、シールド装着できるのにマグネット部分の丸い凹みがなくて良き。シールド使わない身としては。
横から見た図。
上から見た図

こうやって並べてみると、AERO-R2って高級感あって良きじゃない?ヘルメットそのものの高さも低めだから、きっと、キノコになりにくいはず。あとやっぱり、改めて並べて比較すると、AERO-R2は通気性悪そうよね。

まとめ:個人的に、もうヘルメットはAERO-R2一択(真夏以外)

通気性があまり良くなくて、真夏に使用するのは厳しそうではあるものの、コスパ最高だし、被り心地良いし、見た目も悪くない。今回、無難にブラックを選んだけど、シマノ鈴鹿で実物を見る限りは赤色も綺麗で良さげ。より一層、OGK KabutoのAEROシリーズのファンになってしもた。

レース投入一発目は秩父宮杯ロードレース。

KASKとかPOCとか、ヨーロッパブランドのヘルメットもカッコよくて憧れるけど、プラス数万円出してまで選ばなくても良いかな〜???と。おそらく自分は、AERO-R2一択かなと。

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この記事を書いた人

デジタルマーケティングコンサルとして働く1児の父。
タイヤの付いた乗り物(ロードレース・シクロクロス・レーシングカート)でレースするのが生きがいです。

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