昨年末、鎖骨を折った袖ヶ浦チャレンジでの落車で、それまで使っていたヘルメット(OGK-KABUTO AERO-R1)が真っ二つになった。
鎖骨骨折からの復帰以降、とりあえず一度落車したけど割れてない予備のAERO-R1を使っていたんだけど、ぼちぼち新しいの買わないとまずいなってことで、同じくOGK KABUTOのAERO-V1を購入。
ってことで今回は、新しいヘルメットのインプレ記事でございます。
ヘルメットの要件:見た目とコスパとエアロ性能と快適性
AERO-V1の話に入る前に、AERO-V1を買うまでの話。
新しいヘルメットを検討するにあたって、要件として挙げたのは下記5点。
- 見た目が良い事:デザインがそもそもカッコ良いか。シンプル目なデザインが好み。あと、キノコヘッドにならないか。
- コスパが良い事:基本、1度落車したら割れてなくても買い替えが推奨されるヘルメット。2万円以上は出せないよなと。あと、Yahoo!経済圏の人間なので、Yahoo!ショッピングで買えるかどうかも重要。ちょうど、PayPay祭りグランドフィナーレでポイントバック率がやばかったので。
- エアロ性能が良い事:数wattでも削減されるならそれに越したことはない。ただ、実験データなんて自社に都合の良い物しか出さないだろうし、気にしすぎるのは危険。
- 快適である事:これから暑くなっていくし、エアロを気にしすぎて通気口がなくて暑いのは避けたい。
- 軽い事:ヘルメットの軽さって、疲労度にそれなりに影響する気がしてる。ロングライドの後って、首めっちゃ痛くなるし。
なんて考えながら、候補となったヘルメットは下記3つ。
製品名 | 価格 | カタログ重量 |
---|---|---|
OGK KABUTO AERO-R1CV | 25,300円 | 205g(S/M) |
OGK KABUTO AERO-V1 | 19,800円 | 220g(S/M) |
KPLUS NOVA | 23,100円 | 288g(M) |
OGK KABUTO AERO-R1CVが一番無難な気がしつつも、同じメット買うのもな〜。ってことで、一旦除外。ちなみに、検討中は気がつかなかったんだけど、現行モデルのAERO-R1はオーバーシェル付属でよりエアロ。着脱式だから、夏は外して冬は着ける。なんて運用ができてしまう。検討時点で気付いてれば、これにしたかも・・・🤔(ていうか今、もう1つ買いそうになってるw)
KPlus NOVAはデザイン的にはかなり好き。なんだけど、ちょっと重さが気になるのと、Cross Coffeeが遠くて試着できないのと、Yahoo!ショッピングで売ってない(これが一番の理由w)ってことで、除外。
対してOGK KABUTOのAERO-V1はAERO-V1よりもちょっと重くてエアロ効果が薄い(らしい)ものの、デザインは比較的悪くない上にコスパが良い。Yahoo!ショッピングで買えば、ポイントバック含めると実質9,780円で買える。(売価が13,033円と安い上に、25%のポイントバック。)ってことで、AERO-V1に決定。
OGK KABUTO AERO-V1
2019年4月に発売された、OGK KABUTOの自転車用ヘルメット。
おそらく、AERO-R1の下位モデル的な位置付けなのかな?AERO-R1より定価ベースで5,500円安い。その代わり、AERO-R1では付属するヘルメットバイザーが付属しない。(あれ、ダサくて使わないから個人的にはOK。)
あと、メーカーページには下記のような記述があるように、AERO-R1よりも通気性重視。
エアロフォルムによる空力性能と、スムーズなエアフローを実現した快適エアロモデル。
OGK KABUTO AERO-V1の使用感レビュー
ってことで、Yahoo!ショッピングで注文してから数日。ブツが着弾。その後、練習やレースで数週間使用した。
安定のフィット感。キノコヘッドにはならない
まずは、さすが国内メーカー&アジアンフィットってだけあって、AERO-R1同様、日本人っぽい自分の頭にピッタリフィット。
ヨーロッパメーカーのヘルメットのように、横幅が狭くて頭部側面がちょっと痛い。ってならなくて快適。
通気性は良さげ
まだ、真夏で使ってないからなんともだけど、AERO-R1に比べて頭がスースーする気がするからきっと、通気性は良いんだろうなとw
(追記)
真夏のトレーニングやロードレースでも使ってみたけど、通気性はとても良き。です。
いつまで経っても進化しない顎紐のバックル
これ、AERO-V1に対するネガティブポイントっていうよりも、OGK KABUTO製品に対するネガティブポイントなんだけど、いつまで経っても顎紐のバックルが進化しない。我が家の4歳児のヘルメット(KPULS)ですら、顎紐のバックルはマグネットなのに。
AERO-R1と違い、バイザーを装着する凹みがない!
これ、もしかすると、自分にとって一番のGOOD Pointかもしれない。AERO-R1にはあった、バイザー装着用の凹みがない!!これは嬉しい。
というのも、バイザーなんて付けない派の自分にとってはただのゴミがたまる溝だったんだよねw 見た目もよくないし。
アイウェアもちゃんと挿せる
アイウェアを挿しづらいヘルメットがあるけど、AERO-V1はその点、問題なし。
AERO-R1 vs AERO-V1 比較
せっかく、AERO-R1(割れてない方)とAERO-V1の両方を持ってるってことで、サクッと2つのヘルメットを比較。結果から書くと基本、ほぼ一緒。
まとめ:コスパ最高
というわけで、新しく買ったOGK KABUTOのAERO-V1を簡単にインプレしてみたわけですが、とりあえずコスパ最高!かなと。安全のためにも、一度でも落車して頭をぶつけたら買い換えるべきヘルメット。下手に高い高級ヘルメットを買ってしまうと、落車後に買い替えの判断が鈍ってしまうんじゃないだろうか。と。
その点、AERO-V1なら安いしサクッと買い替えもできるはず。それでいて、デザインはそんなに悪くない(主観)し軽いし日本人の頭にもフィットする。もう、自転車レース出るならとりあえずOGK KABUTOのAERO-R1かV1買っとけば良いんじゃないだろうか。って思った。
コメント
コメント一覧 (2件)
カブトのヘルメットのフィット感はバツグンですよね。
私も以前はAERO-R1を使用してました。(同社のZENARDの快適感が勝ってしまい、サブヘルメットになりましたが)
身に付ける物はアジアンフィットが無難ですよね!
コメントありがとうございます!やっぱり、日本人はアジアンフィット買うのが一番幸せになれますね!ヨーロッパメーカーのメットでおしゃれしたい気持ちも少しありますがw