このブログを見てくれている人なら知っているかもしれないけど、、、
ローラー台が死ぬほど嫌い!特に固定が。憎いぐらい←
理由としては色々あるんだけど、一番の理由はつまんないから。
暑いし、負荷のかかりかたが不自然だし、パワー出ないし、ステムに汗入ってなんかやだし、実走とかけ離れてる感あってやる気出ないし。なので練習するなら基本実走。自称、実走原理主義者。
とはいえ、雨の日とか時間ない日とか、ローラーに乗らなきゃいけない日はある。そんなときは、仕方なく3本ローラー。Eliteの一番安い3本ローラー(パラボリックローラーだっけ。)にミノウラの後付け負荷装置つけて。←
こいつがなかなか使い勝手良くて、気に入ってる。それでも基本、40分以上続かないから(意志の弱さw)、やるなら30-30インターバルとか、TABATAとか、短時間一発勝負が多い。
ちなみに固定ローラーは、一時期持ってたんだけど売った。そのローラーも、買ってすぐに使わなくなり、3本ローラー購入後はほぼ使うことなく置物に。何度か売ろうかと思ったものの、「鎖骨負った時の練習用に置いておこう!」と一応売らずに持ってた。売ったけど。
そんなローラー嫌いの私、最近流行りのスマートローラーなんてものにも全く興味が湧かず、イベント会場等で試乗会やってて、「すぐに乗れますよ~。」って状況でも、乗ろうと思わなかったし、コムリンのお店でTACXのNEO(だっけ?)が試乗用に置かれてても見向きもしなかった。
そんな自分が、スマートローラーのインプレ記事を自分のブログに書くだなんて夢にも思ってなかったんだけど、ちょっと機会があり、せっかくなので書くことにした。
きっかけは、Wahooに転職した友人とのランチで。
ランチ食べながら、「如何に自分がローラー嫌いか。」を熱弁()してたら、「スマートローラー貸してやるから乗ってみろ!」と。
というわけでローラーが自宅に送られてきて、2週間ほど段ボールに入った状態で寝かし()、何回か使ってみた。ってことでインプレを。
Wahoo KICKR Core
というわけで今回借りたスマートローラーは、米Wahoo Fitnessが出している、KICKR Core。位置づけ的には2ndグレード。
ローラーといえば、エリートかミノウラってイメージだったけど、ここ最近、いろんなメーカーが出てきてるのね。eスポーツとか、Zwiftとか、その辺流行ってるからかな?
ちなみに、Team Eneosがアップで使ってるのはWahooの上位モデルなKICKR。
んで、このWahoo社のローラー台は唯一、「KICKR Climb」っていう、Zwift内のコースの斜度に合わせて、または手動で、フロントを持ち上げて坂を再現してくれる製品も出していて、連携させられる。(併せて借りたんだけど、斜度に合わせて負荷が変わったりと、なかなか面白い。個人的にはあまり興味が湧かなかったんだけど。)
詳しくは公式サイトで!
1か月程、Wahoo KICKR COREを使ってみた
というわけで、1か月ほど使ってみた。ので、その感想を。
前提として、比較対象は、ミノウラの負荷装置を付けたエリートの3本ローラーと、ミノウラのタイヤドライブ式固定ローラー(LR270だったかな。)。あと、実走。
以下、良いところと悪いところをそれぞれ書いてみる。
Wahoo KICKR Coreの良いところ
ざっくり、良い点は下記3点。
- 実走感ハンパない。
- めっちゃ静か。
- パワー計測できて便利。
初めて乗った時、負荷のかかり方がまるで実走でめっちゃびっくりした。ある程度速度を乗せるとちゃんと、惰性で進む感じが再現されてて、素直にこいつはすげーな。と。
僕が固定ローラー台を毛嫌いする一番の理由となった、タイヤドライブ式の、”ぐわんぐわん”と負荷がかかったり抜けたりするあの感じ(伝わるだろうかw)が無い。本当にストレスなく踏める感じ。
そして、静か。どれぐらい静かかって言うと、ギアチェンジの音の方がデカくて、早朝練習するときはギアチェンジに気を使ってしまうぐらい。
試しに嫁氏にどこまで近づいたらローラー音が聞こえるか試してもらったんだけど、部屋のドアの真ん前に来てもわからないレベルで静か。(ギアチェンジ音で「あ、ローラーしてるんだ。」って初めて気づくらしい。)
そして、意外と便利なのがパワー計測機能。パワーメーター持ってるけど、シクロクロスバイクやサブバイク(フレーム逝って、今持ってないけど!)にも付けるのはなかなかコストがかかる。それに、パワーメーター毎で表示される値が結構変わるから、基準にもしにくい。
その点、ローラー台側にパワー計測の機能が付いてれば、バイクが変わっても基準パワーは変わらないからトレーニングしやすい。
以下、Wahoo KICKR CoreとStages Powerの出力値を比べた記事。少しに高めに出る。って結果にはなったけど、ある程度数値に再現性はありそうなので、KICKR CoreはKICKR Core用のFTPを算出すれば、問題なく使えると思う。(記事内のテストでは、1回目と2回目のテスト間で、Stagesとの誤差に開きがあったけど、使ってる感じ、KICKR Coreのパワー表示は再現性あって問題ないと感じた。)
Wahoo KICKR Coreのイマイチなところ
続いて、イマイチな点も3点。
- ぎっくり腰なるかと思うぐらい重い。
- セッティングが面倒くさい。
- 左右にバイクを振れない。(KICKR Coreのというより、固定ローラーやスマートローラーそのものに対する不満。)
KICKR Coreがセットするため、箱から出そうと持ってみてびっくり。めちゃめちゃ重い。。しかも、セカンドグレードのKICKRには持ち手が付いてないから、持つ場所なくて変な姿勢に。マジでギックリ腰なるかと思った。(人生初のぎっくり腰からまだ1ヶ月で、ぎっくり腰リスクには敏感w)
もし買うなら、上位モデルのKICKRの方が良いかも。プラス4万円だけど・・・。
あと、ダイレクトドライブ式の宿命かもだけど、ローラー台へのセットがめんどくさい。いちいちホイール外さないといけない。しかも自分の場合、剛性アップのために六角レンチで締めるタイプのスキュワーを使ってるからさらにめんどくさい。
ただでさえやりたくない()ローラー台、めんどくさいだけでローラーに乗る確率が数割減少する。(自分だけ?w)ので、KICKRを買うなら、基本セットしっぱなしにできるバイクを用意しておいた方が良さげ。自分の場合、夏場はシクロクロスバイクセットしとくとかありかも。パワーは測れるし。
で、最後の不満点は、KICKR Coreというより、固定ローラーすべてに対する不満。バイクを左右に振れない事。実走時、バイクが左右に一切動かず固定されるなんてことはあり得ないわけだから、3本ローラーみたいにバイクが左右に振られた方が良いよな〜。とか。
バイクが不自然に固定される状況下で練習し続けると、ペダリングが固定ローラーでパワーを出すためのペダリングになってしまうんじゃないかといつも不安に思う。Wahooから3本ローラーがリリースされたら、即買うのにな〜。←
まとめ
と言うわけで、ローラー嫌いの自分がWahoo KICKR Coreを借りてしばらく使ってみたわけだけど、たしかにこの実走感なら、ある程度の頻度で使い続けられるかもと思った。昔ながらのタイヤドライブ式固定ローラー台を使って、固定ローラーを毛嫌いしてしまった人は、試してみると固定の印象が変わるかも。
とりあえず、Wahooの中の人にいかにローラーが嫌いか。を熱弁するほどローラー嫌いではなくなったな。これなら飽きにくくて続けられそう。
気に入った。自分用のKICKRが欲しいぐらい。
追記:我が家のローラー台のその後
この記事を書いて約半年後。新しいローラー台を購入。それはKICKRじゃなく、GROWTAC T1。せっかく友人が貸してくれたのに申し訳ないなと思いつつ。やっぱり、3本ローラーが自分に合ってるかな〜って思い。。。
そしてさらに、掌返しでZwiftも始めたw
そしてそしてさらに、Zwift辞めてTrainerRoadに移行w
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